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研究室紹介

富山短期大学|富山短期大学 食物栄養学科・専攻科 田渕研究室

田渕教授富山短期大学 食物栄養学科・専攻科
脳機能解析学
教授 田渕英一

私の研究室では、現在、2つの研究を実施しています。

  1. 認知症治療を目的とした「栄養、作業、運動の複合的治療法による認知症治療の検討」

  2. アレルギー治療を目的とした「発芽玄米摂取によるアレルギー治療効果」


「栄養、作業、運動の複合的治療法による認知症治療の検討」

研究目的
 栄養、作業、運動の複合療法を用いて、栄養療法では発芽玄米の長期摂取を、作業療法では脳トレーニングを、運動療法では歩行、体操、ストレッチを実施し、認知症治療法について調べることです。


 現在、高齢化社会から超高齢化社会を迎え、日本人の平均寿命は、男性79.0歳、女性85.8歳にまで到達しています。これは人間が昔から望んでいた"長生きをしたい"という願いが叶ったことを意味し、人類文明の勝利とも言えます。しかし、高齢化により認知症の高齢者が年々増加し、85歳以上の高齢者のなんと1/4が認知症と認定されています。
この研究は、本学の専攻科生が中心となって平成19年11月より継続しており、次の結果が得られています。

結果
 対象者は軽?中等度の認知症者で、研究開始前には、運動機能では非常にゆっくりとした歩行ができる程度、精神機能では意思疎通はできるが、日時・場所がわからない、名前が書けない、毎日同じことを言うといった症状を持つ方達でした。しかし、研究開始2週間頃より、「今日も宜しくお願いします」「この問題の意味がわかりません」といった会話がスムーズに言えるようになり、約半数の方が自分の氏名を漢字で書けるようになりました。また、ほとんどの参加者が、毎日積極的に参加し、楽しみにしていると言ってくれました。この治療法は確実に脳機能を回復させているようです。


「発芽玄米摂取によるアレルギー治療効果」

研究目的
 アレルギー症状を持つ子ども達に発芽玄米を長期摂取してもらい、発芽玄米のアレルギー治療効果について調べることです。

背景
 私たちは、食育の一環として、自然食である発芽玄米を主食に取り入れることを推奨しています。発芽玄米には豊富な栄養素が含まれ、高血圧、高脂血症、便秘、大腸がんなど、さまざまな病気の予防が期待されているからです。しかし、発芽玄米の胚芽の成分には、抗アレルギー作用があるといわれていますが、実際にヒトが摂取して、その効果を調べているわけではありません。

結果
 この研究は、小学生?高校生を対象に平成20年11月から現在も継続中です。まだ結果は出ていませんが、少なくとも自覚症状は軽減しているようです。今後の結果を楽しみにしています。

 

 

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